【天使の顔をした殺人犯】
一般的には「主人公のような凶悪な殺人犯は、親も悪い」と言われます。
しかし映画を観るかぎり、主人公の親は良心のあるとても良い人たちです。
一方で主人公の犯罪相棒は完全に両親が悪いやつです。
息子と一緒に犯罪を犯していますし。
でもその相棒は自分が犯罪を犯しているという感覚があります。
ところが主人公には犯罪が悪いことだという感覚が皆無です、、、
なぜ主人公がこんな風になったのか多くは語られませんし、
そのような描写があったとしても常人には理解できないでしょう。
ネタバレになるので、詳細書けませんが、
タイトルにもある「永遠に僕のもの」。
本当に相棒を自分だけのものにしたいという人間らしい独占欲のものだろうか?
常軌を逸した彼が果たしてそんな人間らしい行動を取るのか?
それとも彼が唯一人間らしい部分は愛だったのか?
考えても答えは出ないが、印象深いシーンでした。