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メイヘム 殺人晩餐会のminorufukuのネタバレレビュー・内容・結末

メイヘム 殺人晩餐会(2017年製作の映画)
1.3

このレビューはネタバレを含みます

レストランのオーナーである主人公は、閉店間際の客対応を巡って厨房の従業員と険悪な雰囲気になっていた。その時、顔を布で覆った強盗が2人銃を持って店に侵入してくる。主人公はレジ下の銃で1人を撃ち、その場を制圧する。警察を呼ぼうとする客ら「大ごとにしたくない」黙らせる。主人公はチーフシェフを強盗の仲間だと疑いをかける。主人公は何故か店内の人間を全員拘束し、1人また1人と殺害していって…という話。ブラジルのホラー。

またもパッケージ詐欺な映画。パッケージの殺人鬼風な見た目の人物は、作中では冴えないおじさんだったし、監禁はあるけど拷問シーンはほぼ無し。18禁になっているのは猟奇的な箇所よりどうやら濡れ場の部分のようだが、この濡れ場の気色悪さだけが印象に残った。
メリハリが無くダラダラと進むお話で、スリラーとしても怖さが足りないし、拘束されたメンバーが脱出しようとするエピソードも弱い。主人公たちの狂気も描ききれてないし、ラストの展開も唐突すぎて唖然とさせられた。

映画の「ウイッチ」製作チームの最新作というアオリは一応ウソではないみたい。
ウイッチの方が100倍は面白いけど。
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