ワンシチュエーション作品が苦手なはずなのに、こんなに好きになれる映画もあるもんだなぁ。
今作は電話のみ。つまり"音"のみで構成された作品。実際多分映像見なくてラジオ感覚でもわりかし楽しめそうな気がしました。
役者の演技力が凄く終始緊張感が走り続け、音楽がないことによって、より集中して鑑賞することが出来ました。
どうなるんだどうなるんだと息を飲み、どんでん返しがあり、また捻りも加えられたエンディングとなっていました。
タイトル自体も終盤になって物凄く意味のあるタイトルなんだなと思いました。
88分と短いですが、映像に代わり映えがないので、長くは感じる方がいるかと思いますが、個人的には一瞬で終わった。という感じがしましたね。(まぁ一瞬なんですが)
"音"って大切なものなんだなと。これがある事で映像が自分の脳内で組み上げられていくのも良かったです。
2度見るような作品ではないような気がしますが、見たことない方は是非。