つばさる

THE GUILTY/ギルティのつばさるのレビュー・感想・評価

THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)
4.0
デンマーク🇩🇰発の話題作!
電話での会話だけで完結する、今までに無い形のサスペンスです!

ストーリー ★★★★☆
開始約10分からラストまで続く緊迫感と二転三転する展開にハラハラ!
舞台は緊急通報指令室のフロアのみ!電話での会話だけでストーリーが進む為、想像力を掻き立てられ、映画なのに小説を読んでいるかのような不思議な気持ちになりました。ラストシーンの解釈も観客に委ねられます。

キャラクター★★★☆☆
主人公のアスガーは、なかなかの短気さん。
最初は観ていてドン引きする程のキレっぷり。でも事件の進行と共に彼の心情は変化していき、彼の置かれている状況などが明らかに。
誘拐事件の関係者の顔は最後まで観ることもなく、これもまた想像が広がります。

オシャレ度 ★★★★☆
全ては「会話だけ」という斬新なアイデア!
BGMは無く、あるのは声と雑音。
微妙な音量の加減が聴覚を刺激する。

エンタメ度 ★★★★☆
どんでん返し系が好きな人にオススメ♪

メッセージ性★★★★★
約束と償い

昨年公開され話題を呼んだ、パソコン画面の映像だけで完結する映画「search/サーチ」を観た時のような衝撃でした。
サスペンスというのも共通点。
こういう新しい試みで映画という概念の幅を広げてくれるのって嬉しい!

2019年劇場鑑賞12本目
つばさる

つばさる