旅するランナー

THE GUILTY/ギルティの旅するランナーのレビュー・感想・評価

THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)
4.2
【目をつむっていてもよく観える映画】

画面には、緊急通報指令室オペレーターの顔だけが映り続ける。
電話のやり取りだけで、誘拐事件を解決しようと悪戦苦闘。
暗中模索の中、次第に明々白々になっていく事実真実。

観客も、主人公と同じ立場で、電話の声、会話、音だけを頼りに、現場状況を想像推理することになる。
いや~、この設定だけで、よくやり切ったもんだぁ。
小さな画面だと、ほとんど真っ暗にしか見えないので、映画館で観ることをお勧めしますが、あえて目をつむって音だけで楽しむのもありな、よくできた完全無欠な映画です。