Nちゃん

THE GUILTY/ギルティのNちゃんのレビュー・感想・評価

THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)
3.4
過去のある事件をきっかけに警察官として一線を退いたアスガーは、いまは緊急通報指令室のオペレーターとして、交通事故の搬送を遠隔手配するなど、電話越しに小さな事件に応対する日々を送っている。
そんなある日、アスガーは、今まさに誘拐されているという女性からの通報を受ける。
車の発進音や女性の声、そして犯人の息づかいなど、電話から聞こえるかすかな音だけを頼りに、アスガーは事件に対処しなければならなかった。


電話越しでの誘拐事件を追う展開に、音と声とその状況報告からでしかできない判断にまさに現役時代の警官の腕がなりますな。
でも些細な状況からしか得られない情報に「思い込み」が加わることで事件は予想だにしない展開へと繋がっていくのです。
誘拐された妻のある一言でこの事件は急展開を迎えるわけですが、この事件が解決に向かっていくなかで、アスガーの過去もあらわになっていき、誘拐された妻と共に自分の行った過去と向き合い悔やむのであった。

音と声とその状況からでしか分からない誘拐事件の展開にハラハラしまくりだし、途中の急展開からさらにハラハラするし、ラストでこの映画のタイトルが理解できるのがまじでおもしろかった。
久しぶりに面白い映画を見た!
やっぱり北欧サスペンス面白い!
Nちゃん

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