クスリダメ、ゼッタイ。
悪夢みたいな映画。
一応話の筋はあると言えばあるんだけど、基本的には取り留めなく、自由気ままに最初から最後まで無茶苦茶に流れていく感じ。
そのメッチャクチャ加減が、更に悪夢感とか地獄感を増幅させてる気がする。
カメラワークと映画の内容が噛み合いすぎてて、観てて吐きそうになった。
一応ラストシーンが犯人の開示になるのか?
分かりづらいなぁ。
でもって、犯人だったとしても、だから何? って感じだし。
ここまで犯人をどうでもいいと思う映画も希だなぁ。
薬でもキメながら撮ったのだろうか?
とか、思わせる時点で、この映画は成功なんだろうな。
テンポはあんまり良くない映画だとは思う。
面白い、面白くないは別にして、ギャスパーノエは天才というか、異才だと思わされることは間違いない一本だとは思う。
エッチなシーンはあり。
直接的なシーンもあるけど、それ以上になんか全編扇情的。
子供がとにかく可哀想。
2021年236本目