試写にて観了。
堕ちろ
感じろ
理解しようとするな
研ぎ澄ませろ
どこまでも堕ちてゆけ
そして
…死は特異な体験と知れ
(あぁ、だからCLIMAXなのか)
・これは観るドラッグ。
・観るトランス。
・カメラワーク一本勝負!
・ひたすらワンカット撮り(風)
・バッドトリップからのオーバードーズ。
・途中からホラー映画の様相。
・ギャスパーノエならではの「赤い」色と照明がやっぱり独特。
・映画冒頭のダンスが、
個々のダンスは最先端なのに
群舞の構成がまるで
ボブフォッシーのよう(伝われ)。
・具合悪い時に観てはならない映画だと思う。
・平衡感覚やられるので車酔いしやすい人とかは酔い止め飲んでから観た方が良い。
・ある種のトラウマになる映画。
・映画冒頭のシーンで画面に映り込んでる
『サスペリア』や『HARAKIRI(切腹)』のビデオタイトルや『フリッツラング』『ゾンビ』『ポゼッション』『イレイザーヘッド』なんかの背表紙。
これらから察するに、
意外にも過去の映画へのオマージュらしきものが盛り込んである。(単に監督が好きな映画なんではないかと思うんだけど)
・カメラワークが秀逸(もう一回書くけど酔い止めあった方がいいかも、って思うぐらい平衡感覚がやられるから。下手したら具合悪くなる。)
一切の説明をせず一切の理解を求めていないような映画。
ただそこに放り込まれて
繰り広げられる事象を「擬似体感」して
己の世界の限界を知れ
と言われているような映画。
ドラッグやったことある人なら
このバッドトリップ感わかるはず。
サントラが欲しいな。