シネ・リーブル梅田で鑑賞。初のギャスパーノエ作品
デジマキツかった。前情報があったから余計に恐ろしい。ドラッグはやめようね映画。
映画の文法を壊し尽くすことで、これから起こる何か恐ろしいことへの期待感を生み出す手法は斬新でとても面白い。ギャスパーノエのお家芸らしい。他の作品も見てみたいね。
これは是非映画館で見るべき映画と思った。いわゆる密室で逃げられないという状況が、館の閉鎖空間とリンクして、より強烈な恐怖体験を刻みつけられる。特に最初の雪山シーン、それからやたら長いインタビューやダンスシーンなど、とにかく恐怖を期待させる演出が上手い。さっさと終わってくれと思う。
肝心のドラッグシーンは長回しで狂人を見せつけられるのはやっぱりキツい。楽しくなったり怖くなったりの乱高下がまさに劇薬。正直見るのは一回でいいかなー
ダンサーの設定もうまく生きてた。人ならざる動きが化け物じみててさらなる恐ろしさを演出してた。描きたいものに対して何を使うかが巧みなんだなぁ
