『誰も観たことのない体感型ジェットコースタームービー』
22人のダンサー達がドラッグに溺れる一夜を描いた本作。
「脚本が無いんだよね〜」と監督インタビューで話していた事もあって
映画独特の『作りもの感』が全く存在しない。
自然に鑑賞者がその場に寄り添っているようなドキュメンタリー調の前半から始まり、
少しずつドラッグにより多幸感に酔いしれるダンサー達。
そして、終盤は最悪のバッドトリップへと入っていく。
観ているだけで物凄い体力を使うけど
没入感が癖になります。
映像や空間を利用した体験型ムービーとしては120点の出来栄えでした。
特に後半の逆さま字幕は
テンション上がりますよ!笑
「若者へアルコールの恐ろしさを啓蒙する映画」と監督自身も語っていましたが
本当に中高生の授業で見せても良いレベルに仕上がっていました。
是非ドラッグの怖さを味わって欲しいです!