リョウ

イーディ、83歳 はじめての山登りのリョウのレビュー・感想・評価

3.1
これは文句なしに良い映画と言っていいだろう!とてもシンプルなストーリーだがとても力強い、見ている誰もが83歳のイーディーを応援したくなる。
実際に演じた主演の人も同じく83歳というから驚きだ!
冒頭、彼女の日記や娘との会話からこのイーディーという女性がいかに辛い生涯を送っていたことが判明し心が痛くなる。
だけど亡き父との絆から彼女は自分の人生を取り戻す決心をする。きっかけはいつもの喫茶店のマスターの一言「Never too late」
そしてふとしたきっかけで彼女の山登りの先生と化した青年がまた爽やかでカッコいい。
最初は金の為、この偏屈なお婆ちゃんと渋々トレーニングをするが次第に芽生えてくる2人の友情が美しい☆
そう、このイーディーという女性、かなり性格がヒン曲がってしまっているのだ(汗)基本他人からの親切など受け付けないという。
何でも独りでやっていきたいイーディーだけど不思議と色々な人から助けを受けてしまい自然と「ありがとう」が言える様になっていく過程がどこか滑稽でこの映画を暖かいものにしていく(笑)
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