さっこ

ハロウィンのさっこのレビュー・感想・評価

ハロウィン(2018年製作の映画)
4.5

殺人犯、マイケル・マイヤーズ年表


1963年(6歳)、姉を殺害。
その後15年間、精神病院で過ごす。

1978年(21歳)、精神病院を脱走。五人を殺害(「ハロウィン」1作目の事件)。
また精神病院に収容される。以後40年を同院で過ごす。

2018年(61歳)、別の施設に移送される予定。



本作は1978年のハロウィン1作目の続編という位置づけである。
冒頭、40年前の事件を追う記者が取材に訪れる。
精神病院の描写が凶々しい。
40年という長い時間の経過が凶々しい。
無為な日々を長年過ごす、ということは恐ろしいことだ。
一作目で20代前半だったマイケルは後ろ姿しか見えないが禿げて白髪頭となっている。
その老醜も凶々しい。

被害者側のローリー(ジェイミー・リー・カーティス)も40年前の事件を引きずっていて、マイケルを殺すという妄執に取り憑かれてしまって、家族ともバラバラになってしまっている。それも凶々しい。



最高だった!
大画面でスラッシャームービーを見るって素晴らしい。
マイケルもいいけど
自分は博士推しです。
博士のお話もっと聞きたかった!

「事件が被害者の精神に影響を与えるということはあるでしょう。
…しかし私の研究しているのは事件が加害者にどう影響するのか?ということです」

大変興味深いが、その問いかけの答えはなく、マイケルの行動理由は結局明らかにされることはない。残念。





以下ネタバレ








博士が大好き。
博士がブギーマンのマスクをかぶって保安官を殺し
「なるほど…これが殺しの快楽か…」
と呟くシーン。
狂ってる!最高でした。



最高だったけど、不満点もあった。
記者たちはもっと惨たらしく殺されたら良かったのに!

あと、マイケルが脱走したのは博士かもしくはローニーの仕業だと思われる!
妄想だけど(^^;;
さっこ

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