エルトン・ジョンの半生をミュージカルテイストで描いた作品。性、酒、薬に悩むスーパースターの苦悩…ん？最近どこかで見たような笑
ボヘミアンラプソディーと比べるなと言われても無理です。私的には今作の方が遥かに好き👍
障害が生じようとも全くドラマ性をを感じなかったボヘに対して、今作はエルトン・ジョンの根本に存在するトラウマとコンプレックスが周りの人間に影響してしまう様がよく伝わりました
誰からも愛されない、自分自身をも愛せない。少しベタな展開とテーマかも知れないが、私にはとても響きました
それとボヘがバイオピクだったのに対して今作は割とがっつりミュージカルとなっております。それ故に想像力と工夫の凝らした演出も沢山ありビジュアル的にも大変面白かったです。
それと主演のタロン・エガートンがとても素晴らしい！！エルトン・ジョンの苦悩を見事に演じただけでなく、上記したミュージカルにエネルギーと寂しさとを注入してより一層音楽を楽しめた(逆に彼が登場するまでは少し退屈だったかな…)
