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ロケットマンのsomaddesignのレビュー・感想・評価

ロケットマン(2019年製作の映画)
5.0
たまに出るハゲギャグにイチイチ笑ってしまった。
どーりでなかなか衣装を脱がないと思ったよ!🤣

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「ボヘミアン・ラプソディ」の熱も冷めやらぬまま、デクスター・フレッチャー監督の英国伝説的ミュージシャン自伝2作目。

「キングスマン」でお馴染みタロン・エガートンが今度は「ロケットマン」。ずっとエガートンだと思ってたけど、正しくはタロン・エジャトンなんですって。オッサンなので今更覚え直せる気がしねえです。


世代じゃないので、エルトン・ジョンの有名曲は知っていても半生は全然知らなくて面白かった。50年来のタッグ、バーニー・トービンの存在も初めて知ったし、なんなら二人の友情の映画だと思った。
(バーニー・トービン演じたジェイミー・ベル。どこかで見覚えがあるなーと思ってたら「リトルダンサー」のあの子か!)

てっきりデビューから現在まで振り返るのかと思いきや、90年頃まででストップ。あれだけ名曲・代表曲が並ぶ中で「candle in the wind」が一度も流れないのが意外。やっぱダイアナ妃周辺のことまで含めると本筋からブレるからかしら。


ロックファンにはお馴染みかもしれないが、ジョン・リードが「ボヘミアン・ラプソディ」に続いて超悪徳MGに描かれてちょっと可哀想。「ボヘミアン〜」ではエイダン・ギレンが如何にも癖のある守銭奴なキャラだったけど、今作だとリチャード・マッデンが艶っぽいビジネスマンを好演。エルトンならずとも誑かされても止むなし!と思っちゃう。

エルトン・ジョンの毀誉褒貶は、映画にするとありがちな「天才の孤独」に尽きちゃうけど、ライブシーンのフレッシュさが見事。現実にはあり得ない、その場その時を共有した人だけが分かる高揚感・多幸感を追体験させてくれる映像表現の見事さ。
この時間がずっと続けばいいのにと思う、永久不滅のライブに出くわした気分。奇跡のような一夜を当時の熱狂のままに感じられるだけでミュージカル映画として大成功じゃなかろうか。



77本目