クドゥー

ロケットマンのクドゥーのレビュー・感想・評価

ロケットマン(2019年製作の映画)
3.0
「孤独が、傑作を、つくる?」

生きる伝説的ミュージシャン"エルトン・ジョン"の半生を描いた伝記映画は、一人ひとりかけがえない人生を歩んできたと分かっていながら、テンプレの塊みたいな構成と展開の救いを音楽に求める。
音楽を題材にした「才能と孤独のジレンマ」という様式美に対し、「ボヘミアン・ラプソディ」で語り尽くしされた以上のものはなく、「グレイテスト・ショーマン」のように省略の美学を突き進む勇気もない。
平凡なストーリーテリングの中にあっても、主演のタロン・エガートンの表現力が他にはなにもないというレベルで突出しており、もしそれが孤独を描くための確信犯だったとしたら評価も変わるかもしれない。

鑑賞記録
2019.08.31
MOVIXさいたまDOLBYCINEMA
→劇場をドルビーアトモスなコンサートホールとすることに全特化したロケットサウンドが、映画に集中することのみ至上とする映像と相まって、やっぱり主演俳優が無双する。