このレビューはネタバレを含みます
最初のシーン
派手な衣装でこれからファンの待つ舞台へと思いきや、まさかのセラピー
(「ボヘミアン〜」がライブへ向かってたから)
そのセラピーと自分の過去を交互に
曲の歌詞がまたその時の心情にピッタリで
自分の生い立ちを告白する
それと同時に派手な衣装を脱いでいき、最後にやっと素の自分にと言うわかりやすい構成。
ミュージカル
初めの子供時代に戻ってのシーンは、これぞミュージカルって感じで楽しかった
でも、全体にはずっとエルトンの心の葛藤が描かれていて、所謂、ミュージカルのウキウキ感は気薄
なんだか、ずっと辛かった
気分が上がりそうな「クロコダイル・ロック」でさえも
ずっと、アイ・ウォント・ラブだったんだ。
親子関係は他人がみたらどうってことないことでも、本人には…
その人最初の人間関係。
逃れられない。
あのド派手な衣装やサングラスは、ある意味、今までの自分の否定。
「ボヘミアン〜」のように全ての曲を知っているわけではないが、懐かしくて、懐かしくて!
「Your Song」はやっぱり心に沁みる
個人的には「悲しみのバラード」をもう少し聞きたかった。
全然似てないはずなのに、タロンくんの何気ない表情が結構似てるし、とにかく歌が上手い!
エンディングになって、やっと今の幸せな生活がでてきて、ホッとした。
(映画とは関係ないですが、エルトンといえば、私はダイアナ妃の葬儀の時歌ったのが印象深い、、、)