コウ

ロケットマンのコウのレビュー・感想・評価

ロケットマン(2019年製作の映画)
4.5
あまり評価は高くなさそうですが、とても楽しめました。おもしろかった!

ミュージカル調なのがまた個人的にポイント高!です。Saturday Night’s〜で子役からタロン演じる青年期エルトンにチェンジするシーンは最高でした。あの瞬間だけ何度も観たくなる位には素敵。

Your songの生まれる瞬間の一連のシーンは自然と涙が溢れて、エルトンとバーニーの愛(これがまた性愛ではないというのが最高ではないですか?)の深さにグッときました。

そしてリチャード・マッデンのジョン・リードがボラプとはまた違うジョン・リードでもう〜〜!色男過ぎてこりゃ〜あ仕方ないレジーも惚れるわって感じだったのが最高でした。ボラプとの描かれ方の違いにはちょっとびっくりするけれど、これがまたどちらも良いから困る。

そして後半はめちゃめちゃ泣けました。ラストのグループカウンセリングでのジェイミー演じるバーニー(すごくかっこいい)の台詞で涙腺にトドメを刺されました。両親の愛に恵まれずに孤独な人生を送ってきたレジーが、人生においてバーニーのような人物を得られた事って何よりの成功ではないのかと思ったり。

また配信されたら観たいな〜。
コウ

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