12g

ロケットマンの12gのレビュー・感想・評価

ロケットマン(2019年製作の映画)
3.7
テーマがボヘミアン・ラプソディーと丸かぶりしてしまったのか。もったいない。悪くはないのに…。
たまに「男女で友情は成り立つのか」なんて言う人がいるけれど、それってゲイやビアンにとっては地獄だと思う。彼らにとって同性でも異性でも友情が成り立たないことになって、完全な孤独しかないことになる。エルトンにとってバーニーっていう完全な理解者がいるってのは本当に幸せなことだし、それに気がつける人はラッキーだ。
ストーリーには関係ないけど、やっぱり映画って女性が必要にできてるんだと感じた。女性っていう「共感」で生きている生き物を介して、主人公への共感を観客に見せるようにできている。特に愛を欲してるエルトンなんて共感にもってこいの的だな、なんて結婚シーンで思ってしまったり。
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