原作未読。
家には全巻あります。
読めという圧力がすごいので
この映画を観て興味を持てば漫画を読み始められるかなと思ってましたが、、
結論としては、原作漫画読まないでしょうね。。
(と思ってたけどなんか原作は面白いんじゃないかと思ってきて、読み始めることにしました!)
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子供同士で剣の特訓をしあった程度で
しかもそのあとは一人で薪を背負って筋トレしたり
空(くう)を斬ってみたりするだけ。
実戦したこともなく人を斬ったこともない少年が、
剣の腕前はともかく実戦にも長けていて気合も半端ないはずの野武士集団をサクサク倒していくのは、
リアリティがない。
この冒頭の滑り出しはなかなかキツイ。。
全然入り込めない。
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坂口拓、良いですね。
「戦場も知らねえガキが。現実見せてやるよ」がカッコいい。
「戦場に夢なんてねえんだよ」
ずっと思ってたもん、山崎賢人に対して。
「うるせぇなあ、コイツ…」ってずっと思ってたもん。
終盤でやっと気持ちを代弁してくれるキャラが出てきてくれた。
敵だけどなっ!
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山崎賢人がずっと滑ってて可哀想。
映画内でもすでに十分説明されて観客もとっくに理解してること(影武者事件)を
山崎賢人が
うおおおおおお!うぎゃああああ!
と泣き叫びながら一から全部説明する。
知ってます。。。
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クーデターを起こした本郷奏多にも何かしら正義があったはずなんだけど
そこが全く描かれずに
ただただ兄の卑しい出自が許せなかっただけってことになっちゃってるから話が浅い。
(それとも本当に本郷奏多には国を思う気持ちも正義もなかったの…???)
とにかく吉沢亮が正義で
本郷奏多は薄っぺらい悪党という単純な構図がとてもつまらない。
ワイヤーアクションもちょっと時代遅れよね。。
ネタバレはコメント欄に。
ファンの方は決して読まないでください。。