「アベンジャーズ エンドゲーム 」は3時間の間トイレに行きませんでしたが、今作はトイレに1時間くらいで行きたくなりました。
ストーリーがどいう方向へ行くかは途中からわかってしまいました。
最初はあのキャラが死んでしまいますが、予告編を見た方ならその辺りの事情はわかってると思います。そこはきっと原作を知らない方なら驚いたと思いますが、その後は意外性のない作品でした。どの辺りで主人公が絶体絶命になるのかも読めました。まあ、そういったことが気にならないという方は楽しめる作品なのかと思います。
とはいえ、山崎さんの演技は本物です。剣心の佐藤さんと比較してしまいますが、互角です。何となくセリフの言い方とか柔らかさは佐藤さんの方が一枚上手ですが、気合の入った演技だったりは山崎さんの方が上ですね。完全に演じきっていました。古沢さんは二役ということもあり、大変だったと思います。でも、彼にしかできない演技ですね。大沢さんは結構美味しい役でしたね。いい味出していました。橋本さんのキャラは男性役ですが、完全にサポートに回っていてキャラが薄いといえば、それまでです。あと悪役には1クセも2クセもある俳優さんが登場するのも特徴です。あっあと長澤さんは「コンフィデンスマン.JP」の予告編のイメージと今作の感じが真逆です。その辺りを感じるのもいいかもしれません。
アクションシーンは「グリーン デステイニー」ばりのワイヤーワークが炸裂しています。もうチャウ シン チーの「少林サッカー」をも思い出しました。あの頃ワイヤーワークって流行りましたね。懐かしいです。
そして、音楽が良かったです。あの回想シーンの時の音楽が雷の音とマッチしていてカッコよかったです。随所にいい音楽を使ってるという印象を受けました。
まあ、しかし原作が好きな方にはたまらないでしょうね。スケール感も圧巻でした。情景や戦のシーンは見どころですね。
といった感じです。楽しかったです。もう一度見るかはわかりませんが、平成最後の劇場鑑賞にはいい作品です。ちょっと長いけど・・・原作に忠実なのは確かだと思います。