原作漫画未読"なのに"か"だから"かはわからないけど、本当に面白かった！
今のところ今年観た映画の中でナンバーワン！
まず、吉沢亮の演技が最高だった！
嬴政の時と漂の時で表情が全然違って、嬴政の時は高貴で気高い感じ、漂の時は素朴で泥臭い感じ。
同じ顔なのに、ちゃんと別人として認識できた。
吉沢亮と比較すると山﨑賢人と橋本環奈の演技は軽く感じたけど、漫画キャラの実写化だと思えばこんなものかな。
山﨑賢人はアクションを頑張っていたから良し！
橋本環奈は可愛くて癒しの存在だったから良し！
長澤まさみは圧倒的に美しかった。
普段は「長澤まさみと橋本環奈のどちらが好き？」と聞かれたら迷わず橋本環奈派だけど、この映画を観ている間は長澤まさみ派だった。
そして、本郷奏多はこういう役が本当に似合う。
邪悪な微笑みをさせたらこの世代の俳優の中ではダントツじゃないかな？
マジで憎たらしかった。笑
左慈を演じていた坂口拓も印象深い。
失礼ながらこの映画を観るまで名前を知らなかったけど、すっかりファンになった！
大人の色気と哀愁があって、魅力的な悪役だった。
大沢たかおはこんな役や演技もするんだと驚いたし、登場シーンはそこまで多くないけど存在感は抜群だった。
一緒に観た夫は原作漫画を途中まで読んでいて「自分の中の王騎は大沢たかおじゃない」的なことを言っていたので、帰り道に原作漫画の王騎の画像をググってみたところ、確かに大沢たかおより北村一輝とかの方がイメージに近いかも？とは思ったけど、私的には大沢たかおで良かった。
原作漫画を読んでいるかどうかで評価が分かれるキャスティングなのかも。
全体的にキャスティングは素晴らしかった。
細かいところだと信と漂の少年時代の子役がちゃんと山﨑賢人と吉沢亮に似ていたのも地味に高評価ポイント。
子役が似ていないと「この顔がこの顔に成長するか？」とか変なところで引っかかって物語に入り込めなかったりするので。
なんにせよ、本当に映画館で観て良かった。
映像もアクションも期待値を超えるレベルで凄かった。
特に映像に関しては「邦画でここまで迫力のある映像って観たことがあるかな？」と思うくらいだった。
少しでも興味がある方は映画館に観に行って損はしないと思う！
むしろ、映画館で観てほしい！
続編も作れる終わり方だったけど、続編があれば私は必ず映画館に観に行く。
【2019.04.29.鑑賞】
【2019.04.30.レビュー投稿】
【2019.04.30.レビュー最終編集】
