最近原作にドハマりしてまして、原作と比べたらだめなのは分かってるのですがどうしても比べてしまい辛口評価になってしまいます。
原作のスケールの大きさや登場人物を見事に再現したことは認めます。
特に吉沢亮。漂と政の演じ分けや、凛とした表情や佇まい、激の飛ばし方など、この役を演じるために生まれてきたんじゃないかっていうぐらい原作のままで感動しました。
また、原作が史実に基づいた胸熱なストーリーなので映画のストーリーもつまらないわけがなく、セリフも原作とほとんど同じで、原作通りに進んでいき安心して見れました。
残念だったのは人物描写や物語に深みがないこと。映画となると尺や表現方法も限られるので仕方のないことだ思うんですが、原作ファンとしては苦悩や強さの表現が物足りないなぁと感じてしまうキャラが多くて残念でした。（特にランカイ、バジオウ。脇役だから端折られるのは仕方ないかぁ）
この映画をきっかけに是非原作を読んでもらいたいです。
