劇場で観て、最近ソフト化されたのでこの機会に再鑑賞。前は原作漫画を読んだ直後だったので、どうしても脳内で比較してしまった。今回でようやく単体の映画として観ることができた気がする。原作5巻ぶん？だっけな。それを圧縮したのが功を奏したのか、展開がスピーディーで場面がテンポよく動いていくので、退屈しない。山崎賢人、吉沢亮、橋本環奈ら三人にチーム感あって掛け合いも楽しい。後半にいくほどスケールの大きい展開や場面が増えていくが、ビジュアルが追いついているのが頼もしい。ただ終盤は回想シーンの挿入が増えたり、感情を台詞で喋ってしまうなど、ウエットな場面過多になったのが少し残念。最後まで引き締めてほしかった。続編が決まっているそうで、それは楽しみだけれども、内容の規模がさらに上がる漫画の内容を表現できるのか？そのへん制作陣には踏ん張ってほしいところ。あと長澤まさみの楊端和がセクシーで良かった。
