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デュエリスト/決闘者のxoのレビュー・感想・評価

デュエリスト/決闘者(1977年製作の映画)
2.8
バリー・リンドンを想起させる格調高い映像。デビュー作にして画作りは完成されているし、安っぽさを感じるところは無い。

しょうもないことがきっかけで、主人公とライバルが何度も決闘をし続ける。「名誉のために戦う」と言っているように、戦う理由なんてない。その観念に翻弄されることの空疎さが浮き彫りになる。
"決闘"に対する批評的な距離がありつつも、最終的に勝負のゆくえはどうなるんだ?!というストレートな意味でも楽しめる。

「最後の決闘裁判」でも思ったけど、剣の当たる金属音が良いね。。
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