世間のブームから若干外れて子供が妖怪ウォッチブーム真っ只中の為一緒に鑑賞。
同時期に上映している「ドラゴンボール超 ブロリー」を意識してか武道会展開やフュージョンも出てきます。
前年の映画から元祖の「妖怪ウォッチ」から30年後の物語「妖怪ウォッチ シャドウサイド」に変わっているのですが今作はそれらより過去のプリクエル的な作品です。
昨年の「妖怪ウォッチ シャドウサイド 鬼王の復活」と同じ様なバトル展開ですし、過去の話は「妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン！」でやっていますから新味は全く無いです。
ストーリーの進め方や伏線も雑で昔の子供向けの東映まんがまつりを思い出しました。
時事ネタやあるあるネタを妖怪として表現しパロディ満載だった「妖怪ウォッチ」に対してホラーテイストを上げて都市伝説的な妖怪を退治する「地獄先生ぬ〜べ〜」や「ペルソナ2」感のある「妖怪ウォッチ シャドウサイド」も結構好きです。
今作はアマテラスやツクヨミ、スサノオや草薙剣、天叢雲剣などの日本神話要素に加えて猫又→カマイタチ→バステトという妖怪の進化表現から子供向け「女神転生」を目指しているのかと思いました。
正直あまり面白くはなかったのですが子供はアマテラスやツクヨミに興味津々でそれが実在している伝承だと教えると興奮していました。
こういう風に連鎖的に色々な知識に興味を示していくのは親としては嬉しいです。
親と同じくオタクになりそうですが。
