のこ

斬、ののこのレビュー・感想・評価

斬、(2018年製作の映画)
4.1
圧倒的な戦争の恐ろしさを描いた前作「野火」の塚本晋也監督が時代劇に初挑戦!
池松壮亮の 超殺人的スピードの一振り!
圧巻の演技に今尚 痺れてます~😊

ミニシアター 名駅裏のレトロなシネマスコーレでの鑑賞より一層 しみじみと余韻に浸って^^
奥深い いい作品でした~(#^.^#)

技術があるのに人が斬れない 人を斬ればまた敵がやって来る! その繰り返しを見越している都築杢之進(池松)
仇を 復讐をと頼まれても どうしようもなく~^^:
斬られるか 斬るか~生と死の選択に悩みながらも自分の
心に託した杢之進(池松)一振りには感動!!!

また塚本監督自らすご腕の剣士・澤村(塚本晋也)役を見事に演じ切り 最後は杢之進(池松)の敵ながら凄かった。

250年にわたり鎖国が長く続いた江戸時代末期を舞台に、開国するか否かで選択を迫られ翻弄される人々!
困窮の末に藩を後にし、農村の手伝いをする浪人の杢之進(池松壮亮)は、近所に住む姉弟のゆう(蒼井優)と市助(前田隆成)と共に時代の変化を感じながらも静かに過ごしていた。
そこへすご腕の剣士・澤村(塚本晋也)が現れ、杢之進の剣の腕を見込んで動乱の京都に彼を誘おうとする が
やがて、流れ着いてきた無頼者(中村達也)たちが村にやって来て状況が一変~
人を斬ることに疑問を抱く杢之進の心の葛藤が映し出され、ゆうの「もうやめてください」という叫び声が響きわたる。

人間にとって刀とは?
時代を遡って 生と死を考える!
監督の深い思いを感じながら 
池松ファンにはたまらい作品~(#^.^#)
久し振りのクオリティー高い剣術を劇場でご覧ください😊
のこ

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