ろく

ザ・ファブルのろくのネタバレレビュー・内容・結末

ザ・ファブル(2019年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

佐藤が、というか岡田准一さんがかっこよすぎました。
バリバリのアクションで主役といえばやっぱりこの人しかいないなぁと思いました。
佐藤のキャラがとても個性的というか、育ち的にこうなるのは必然だったとはいえ一般人の、世間で言われる"普通"がわからない状態から一般社会に紛れる事でそれを少しずつ知っていく様子も見ていてたのしかったです。
最後までぶっとんでいたので結局この先もこんな感じなんだろうな、とは思いますが(笑)。
熱いものが食べられずにいるところもエンディングの時まで変わっていなくてオーバーすぎるけどそれが佐藤というキャラクターの個性というか。可愛らしかったです(笑)。

木村文乃さん、山本美月さんも
木村さんはギャル系は意外でしたがとてもハマってました。お二人とも役がピッタリでした、そしてかわいい!

キャストが個人的に豪華というか「え!?この人出てるんだ」という予想外のキャスティングで向井理さん、福士蒼汰さんが出てきた時「え?このひとたちってこういう役やるんだ...?」と。割とこの2人って私の中では優男で俗に言う女性ウケ抜群のキャラクターとしてドラマや映画に出演されているイメージが強かったので珍しいものが見れたなぁと思いました。
(もしかしたら過去にもこういう役を演じていた過去もあるのかもしれませんが)

アクションものはみるもののヤクザものは碌に見た事がない、みててもごくせん(ヤクザでは無いですけど)とかその程度で最初はちょっと怖かったですが、ギャグ要素が結構あったり失礼になりそうですがヤクザになりきれてないイケメンヤクザ達もいたり、そもそも主役が個性的だったりで楽しく観ることができました。
みさきちゃんが襲われたときは目を瞑りたくなりましたが、個人的なラインで過激な表現というのはそこまででした。性的な暴力行為はいくら映画でも観るのは本当に辛いので、ほっとしました。

最後の佐藤の似顔絵イラストもほっこり、LINEのトーク背景にしてるみさきちゃん、可愛すぎます。
ろく

ろく