Kai

ザ・ファブルのKaiのレビュー・感想・評価

ザ・ファブル(2019年製作の映画)
4.0
めちゃくちゃ面白い!!
とにかくアクションがすごい。
劇中で砂川(向井理)も言っていたけど、岡田准一はジャッキーチェンかよ…。
ファブルの無骨とコメディの二面性が成立するのも岡田准一ならでは。

■邦画&拳銃なのに面白い
邦画のアクションとして銃が出てくるとなぜか大抵しらける不思議。
だけどこの作品は久々にそうならなかった。
銃が出てくることの違和感もなく、アクションのリアリティがたまらん…。
藤原竜也のカメレオンを思い出した。

■ドラマも良かった
ミサキは他人に言えない別の顔を持つ自分を嫌悪した。
ファブルも殺し屋としての別の顔を持っている。
一連の事件の中で、お互いがお互いの別の顔に気づく。

しかし、ファブルが書いて渡したミサキの似顔絵は、バイトをする"普通のミサキ"だった。
ファブルにはそれで十分だったし、ミサキにとってもその"普通のサトウ"で十分だった。
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