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ザ・ファブルのろいろいのレビュー・感想・評価

ザ・ファブル(2019年製作の映画)
2.5
💠favorite line💠
"できるならこの1年、誰も殺さずに普通に暮らしてみたい。"

🎞️catch phrase🎞️
『誰も殺さず、救えるか』

🎞️story&information🎞️
どんな相手も6秒以内に殺す“ファブル(寓話)”と呼ばれる謎の殺し屋。
仕事をしすぎた彼に、ボスが与えたミッション。
それは、「一年間、誰も殺すな。一般人に溶け込み普通に暮らせ。休業中に誰かを殺したら、俺がお前を殺す。」
ファブルは相棒のヨウコと共に、生まれて初めて一般人としての生活を始める矢先、裏社会のトラブルに巻き込まれる。
ついには一般人・ミサキが人質に取られ、事態は思わぬ方向に。
ファブルはヨウコの協力のもと、「誰も殺さず人質救出」という前代未聞の無謀なミッションに――。


監督は江口カン。

南勝久による日本の漫画が原作。

特殊部隊での訓練を受けたアラン・フィグラルツをアクションの振り付けとして起用している。
一部の振り付けは主演の岡田本人がこなしているらしい。

🎞️review🎞️✐✐✐✐✐✐
2019年に上映されたアクションコメディ映画。
原作は未読。

ストーリーは
都市伝説とまで言われる伝説の殺し屋"ファブル"が普通に人間の暮らしをするために、1年間人を殺さずに生活をしてみる様を描いたもの。

今や演技派俳優として知られている岡田准一の主演作。
クライム要素とコメディ要素のバランスが特徴的な本作、何と言ってもアクションがキレキレ。
実はアクションの振り付けをしているアラン・フィグラルツは「ジェイソン・ボーン」のアクション振付師として知られている。
ファブルの銃の扱い方、格闘術、身体能力は海外アクション映画を彷彿とさせる出来だった。

そんな本作で特にキャラが立っていたのが小島役を演じた柳楽優弥。
ヒロインに対する脅迫などの頭イカレ具合と狂気の笑顔。
近づきたくないというベクトルで怖い怖い。

安田顕演じた海老原と小島の兄弟盃の関係にも注目して欲しい。
ラストはありがちだけど納得の終わり方だった。

と前述したように良い個所もあるものの、
結局ヤクザの抗争はグダグダ気味で疑問が残るシーンがいくつもある。
それに他の役者が活躍していないのが残念。

ちなみに本作は原作の設定と全く異なる演出をしているらしい。
原作ファンの中には怒っている人もいる模様。

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story:amazon prime参考
information:Wiki参考
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