ぐっさん

ザ・ファブルのぐっさんのレビュー・感想・評価

ザ・ファブル(2019年製作の映画)
4.4
2019/6/21ユナイテッドシネマ札幌にて鑑賞。

 いやぁ~面白かった。私はコメディとアクションが一番好きなジャンルなので、まさにピッタリドンピシャと言えるほど素晴らしい作品。バランスがちょうどよく、キレイに2時間にまとまっていて無駄もなく思いっきり笑ったし、アクション映画としても最高でした。

 同名コミックの映画化ではありますが、原作コミックは読んでいません。コメディとアクションが好きで、しかも主演は岡田准一さん!
 岡田さんのアクションは「SP」でドハマリし、コメディとしてもTVバラエティーやドラマ「タイガー&ドラゴン」でドハマリしていたので、まさに何でもできる俳優(正式にはアイドル)の一人!!それなら、面白いでしょと思い拝見しました。

 いやぁ~観て大正解!共演メンバーも木村文乃さんや佐藤浩市さん、北海道からはご存じ安田顕さんに私のお気に入りの俳優、佐藤二朗さんまで出るし、しかも宮川大輔さんの役どころにいたってはまさに出オチ(笑)!
 コメディとしてもいいし、アクションとしても最高。アクション監督があの「ジェイソンボーン」シリーズや「ルーシー」などを担当したアクション監督と聞いてまさにリアルガチな世界標準アクションでありカッコいい!クライマックスのバトルシーンにもご注目していただきたいですねぇ。

 超一流の殺し屋だけど、誰も殺さず普通に暮らせというミッション。誰かを殺したらすぐに殺されてしまうという中とある事件に巻き込まれ、救出ミッションがスタートする。拳銃は使っても絶対人を殺してはいけない、そんな極限状態の中の神技アクション展開は面白かったですねぇ~。主人公はなぜ殺し屋になったのかを観てなるほどと思ったし、絵心のなさにはあぁ~わかるぅ~とも共感できて、鳥もちょこんと頭に乗って居心地のよさもあるほど、遠くなく身近な人という親近感も沸かせる主人公キャラを観て、原作本も読みたくなってきました(笑)

 コメディとアクションのバランスが見事にうまく取れておりスカッとできる作品、まさに世直し侍時代劇を現代風にアレンジしていてすごく楽しめました。

 これは、ぜひシリーズ化していただきたい作品ですねぇ。
ぐっさん

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