海の子

ザ・ファブルの海の子のレビュー・感想・評価

ザ・ファブル(2019年製作の映画)
4.0
超人的な戦闘能力を持つ殺し屋ファブル(岡田准一)は、育ての親であるボスから一年休業するよう命じられる。休業中に人を殺したら殺されるという条件の中、日常生活で普通の生活を送る。大阪で普通の生活に悪戦苦闘する中、偶然知り合い、普通の生活を送る上で助けてくれた清水ミサキ(山本美月)がある事件に巻き込まれる。誰も殺せない状況でファブルはもう一度裏社会と対立する。
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岡田准一の久々のアクションは素晴らしい。ここまでしっかりしたアクションはSP以来かな?ちょっと詳しくは覚えてないから分からないけど。SPがやっていたのは9年前、壁走りやらで当時を湧かせた岡田准一のアクションは健在でした。日本人で拳銃が似合うのは岡田准一とビートたけしくらいでしょうか(笑)
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内容的にも、凄腕殺し屋が休業中に救出作戦するっていうシンプルさで良い。
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第一章、第二章で分かれてるわけじゃないと思うけど、途中で第二章への切り替わりみたいな演習があって個人的には良かった。
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ちょっと心配していた福士蒼汰も今回はキャラが合っていたのか、なかなか面白かった。あの細身だからこそフード被った姿が似合うのか?(笑).
ファブルを殺したい殺し屋役、冷静沈着で用済みになった人は容赦なく始末する。ファブルを探している時は感情を顕にしなかったけど、ファブルが攻め込んできたと知った時の演技はまるではしゃぐ子供のよう。
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個人的にはもう少し肉弾戦してほしかったなっていうのが。基本的に銃撃戦で終わってしまうので1vs1のアツい戦いっていうのは見れなかった。SPのイメージを引っ張りすぎてるのかも。
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友人が「和製ジョン・ウィックやん」と言ってましたが、まさにその通り(笑).
ジョン・ウィック程華麗では無いけど、気持ちがいい程綺麗に倒してくれる。打撃の効果音もまさにASMR。
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