片腕マシンボーイ

デス・フロアの片腕マシンボーイのレビュー・感想・評価

デス・フロア(2017年製作の映画)
2.8
発想は悪くない思うし、ワンシチュエーションでラストまで飽きさせない、という意味ではそれなりに成功してる思うんやが…
抜きん出た何かが無いために結局は鼻ホジホジしながら観ることになる惜しいゾンビ映画

エレベーターに閉じ込められたオッサン、何とか扉こじ開けようとするもちょっとしか開かないでやんの!ぷんすか!なってたら…隙間からゾンビが人喰ってんの見えて、あら大変!って話

正直な、ただでさえ印象薄い作品で、さらに言えば半月くらい前に観たまんまレビュー放置してたヤツやからな、あんま書く事無いんや、ってか思い出せないんよなぁ

閉じ込められる系ゾンビ映画としては、マシンボーイ的ベストゾンビ映画の一角を担う「スウィング・オブ・ザ・デッド」の車中のシーンの素晴らしさの前には本作は足元にも及ばないし
ゾンビ世界でひとりぼっち映画としては、昨年のマシンボーイ的ベスト洋画の「サンズ・オブ・ザ・デッド」に比べたらインパクト弱いし
同じイタリア産ゾンビでありながら、あの汚物系ゾンビを生み出した巨匠ルチオ・フルチの作品群と比べて小綺麗に仕上っていて魅力も無い

せめて閉じ込められるんがいけ好かない金持ちのオッサンや無しに、かわゆいかわゆい…浜辺美波ちゃんやったらよ、マシンボーイはテレビの前で全裸で正座しながら観るんやけどなぁ!ぺろぺろ
いや!観てる場合ちゃうわ!どこなん?どこのエレベーターに美波ちゃん閉じ込められてるん?急いで服着て美波ちゃん助けに行く事にするわ!
まぁな、パンデミック起きてるんならもうわざわざ服着る必要無いんちゃうん?思うんはわかるわ…、でもな!マシンボーイは初対面のかわいこちゃんをちんこブラブラしたまま口説けるほど、デリカシー無い男ちゃうで!緊急時こそ身なりや礼儀には気をつけた方が人間らしくて良い思うしやな!

とりあえず動きやすい服着てな、まぁ美波ちゃんに会うんやから動きやすいながらもある程度オシャレなヤツな!ビシッとな!
んでもって家出たらとりあえず渋谷のハンズ寄って行くことにするわ、エレベーターこじ開けるにはデカバールとかあった方が良さそうやしな、それにゾンビの頭割るんはやっぱり斧が理想的やん、ぺろぺろ、斧でパッカーンなるゾンビの頭とかめちゃインスタ映えしそうやん?まぁ、インスタとかやってないけどな…

さて、なんやかんややってるうちにゾンビぶっ殺して、エレベーター開いて、美波ちゃん救出成功ですわ!ぺろぺろ
でもな、残念な事に殺した思ってた最後の1人がなまだ生きていてな、マシンボーイってば噛まれてしまうんや…いたい!いたい!スンスン
徐々に人間としての意識を保てなくなってきたマシンボーイは美波ちゃんに言いますよな「僕を置いて1人で逃げるんだ」すると美波ちゃんってば目をうるうるさせて左右に頭をふるんや…「マシンボーイを置いてなんていけないよ…スンスン」「ダメだ、早く行くんだ!ほら、ヤツらが追ってきたぞ!」
どこからともなく集まってくるゾンビ達、その数は10や20じゃきかない、「美波ちゃんはマシンボーイが守る!」服を脱ぎ捨て再び全裸になったマシンボーイは斧とデカバールとちんこを振り回しゾンビの群れに殴り込みます!「1回だけ美波ちゃんのふとももに顔挟んで貰いたかったぞ〜」
「マシンボーイ…挟むのはイヤだけど膝枕くらいならしてあげたかった、スンスン」美波ちゃんはマシンボーイの脱ぎ捨てたパンツを手にとると涙を拭いて走り出すのだった…

なんや、この話!キュンキュン
マシンボーイに「デス・フロア2」の監督させろ!させろ〜!