レッドキング

ディープ・ブルー2のレッドキングのネタバレレビュー・内容・結末

ディープ・ブルー2(2018年製作の映画)
2.6

このレビューはネタバレを含みます

まず一言、「ディープ・ブルー」の名を冠したことに謝ってほしい。
B級サメ映画がドンドン普及していったのは、「ディープブルー」で安価で尚且つそこそこのCGが作れるっていうことを証明してくれた功績がデカいと思います。
それでもディープブルーはアニマトロニクスも挟みつつ、サミュエル兄さんを捨て駒にするくらいの気概の良さで僕らを楽しませてくれました。

サメの赤ちゃんは胎内で兄弟同士共食いして生き残った一匹が産まれてくるっていうのも「ダーウィンがきた!」かなんかで観ましたが、
本作は熱帯魚よろしく皆仲良く産まれてきちゃってる。
ラストのサメ撃退もすごく雑、そういえばベラ以外のサメ4頭どこ行った??

本作は「遺伝子操作されたサメ」ってとこ以外はディープブルーイズムはなく、
インコも食べなければ、電気ケーブルで感電死することもないし、紙一重でサメにまたがることもありません。
唯一踏襲してたのはヒロインがケツアゴってところくらいでしょうか。

海洋施設も海面に浮かんでる部分がプレハブサイズと、予算ない感がプンプンです。
無駄な着替えシーンとか、どうでもいい人間同士のシーンで尺稼ぐ感じはB級感満載なんですが
「ディープブルー」の名を冠するなら、見応えあるものにしてほしかった。
「アナコンダ」に対する「アナコンダ2」とは訳が違います。

こんなにサメ映画でプンプンするなんて、小さい時にディープブルーをロードショーで観て、録画を繰り返し観るくらいお気に入りだったからなのかもしれません。
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