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ディープ・ブルー2のYOKのレビュー・感想・評価

ディープ・ブルー2(2018年製作の映画)
2.8
あのサミュエル・L・ジャクソンが伝説的な喰われたかをした鮫映画の続編!ってことでワクワクしながらみたんだけど、うーーーんんんんん。

初っ端から研究施設のしょぼさに、予算取れんかったんかな?って映画の裏側が気になってしまってどうにもこうにも…。

とりあえず金持ちがサメを利用して人間がハイパーになれる薬を作りたがってる。その施設に招集されたのが主人公+α。

謎のボタンで鮫の動きを制限してるんだけど、その五匹の鮫がVの字に隊列組んで泳ぐのが笑えてしまって。鮫達めっちゃ頭ええんよ、を示唆してくれてた。

そう、鮫が賢いのよ。分厚いガラス越しに人間の動向うかがうし、なんなら何を話しているかも聞き耳立てる。ハイパー知能すぎる。

今回の実験内容に関して金持ちに主人公が突っかかってる間に自体は動く。90分程度の短い作品なので話の展開が早いんだけど、サメが人工的すぎて自然界の動物の怖さ的なものは無かった。

でも研究所に水がどんどん入ってきちゃうっていうあるあるな展開は、水をこよなく苦手とする私にはだいぶキツかった。水死とかまじ勘弁。畳の上で眠るように死にたい。

金持ちが薬自分に投与しすぎて「ロボットの大群が人間に反旗を翻して襲ってくるから強くならなくちゃ!」的なことを言い出しときは流石に笑った。頭良くなるどころか退化してんじゃん。

だいたいこの人が生き残るだろうなーって人が順当に生き残ったので、まあ良かったね。

鮫の怖さ的なものが全然なくなってしまって残念だったのと、サメが徒党を組むというか軍列を成して人間に突っ込んでくるので自然界の動物らしさがないのが残念だった。

めちゃくちゃつまらない訳じゃないんだけど、1作目が良かっただけにどうしても劣化したように感じたし、明らかに予算減ったのを見せつけられてしまったなぁって感想。

逃げ場のないところにじゃんじゃん入ってくる水って本当に怖い!って鮫そっちのけで思ってしまった。水怖い。
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