たくみ

souvenir the movie ~Mariya Takeuchi Theater Live~のたくみのレビュー・感想・評価

4.0
大ファンではないけれど、興味が無いわけではなく、とにかくメディアへの露出の少ない竹内まりやのレア感に煽られてまんまと観賞して来ました。お値段は2800円。映画作品としてはお高いですが、ライブドキュメンタリーってだいたいこんなお値段ですからまぁ相場ですね。入場料よりびっくりしたのはパンフレット!自分は映画やコンサートを見てもパンフレットやグッズはほぼ買わない人なので今回もスルーだったんですが、直前に入場した妙齢のご婦人が売店でパンフレットを注文なさってて、店員が3500円でございますってのが聞こえてきてこっちもビックリ( ̄□ ̄;)!!

ツアーパンフ並のお値段ですよね。どんなパンフレットなのかちょっと見てみたかった気がしますが、もちろん購買意欲は湧きませんでした。

作品が始まってすぐ、今は亡き青山純氏がドラムを叩く姿が映し出されて「あぁ~青純だ~やっぱり上手いし良い音で叩くなぁ~(  ̄_ ̄)」といきなりのノスタルジックモード突入。竹内まりやさんのライブって見た事なかったんですがバックのミュージシャンは山下達郎氏のバンドとだだ被りなんですね。てか山下達郎さん本人も参加されているので、達郎コンサートのボーカルが変わっただけって感じ。

要するに竹内まりやは山下達郎のスピンオフなわけです。但し劣化版でも廉価版でもなく、クォリティは変わらず。CDで聞くより声量や声の張りがすごいですね。肩の力の抜けた歌唱ってイメージは払拭されました。

2004年のライブ映像はスクリーンで観るにはやや解像度に難ありでしたが、まぁ例えるなら40型の液晶テレビでDVDを観賞しているくらいの画質、それでも大画面で彼女のライブが観れたって喜びはファンにはたまらんでしょう。

客層は圧倒的に女性が多かったですね。エンドロール後に座席で放心してらっしゃるご夫人も何組かいらっしゃいました。

大興奮!ってわけではないですが観ておいてよかったです。ラストに写し出される彼女の故郷、出雲の風景が神々しくて印象的でした。
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