面白かった
ストーリーテリングが巧妙で画面が美しくてずっと見てしまった
記憶を自分の都合のいいように改ざんしてしまえることに興味がある….….….….っていうか最近またカズオイシグロの小説を読み返しているので思うところがあった、過去の人に会うことはできない、人は嘘をつく、記憶と向きあって作られたものだが、映画に再現されてない秘密がもっと沢山ある筈だと思うし鑑賞者の我々が受けとった時点でまた変容している
君は特別なんだよ、something specialという言葉が沢山出てくる
事件の中で問題の男よりも先に出会った先生がとても美しい、というのが割と巨大な要素としてあると思うんですが、
男性関係に繋がる前段階として同性の先生の存在がある、けっこう真理だと思うんですが事前にそんな情報は目に入ってこなかったので驚いた、しかも最後の方でまた先生に帰結していく….吃驚
けどその辺りは映画内では語られず….その他にもふに落ちない所がけっこうあるけどそれは実話に基づいているから当たり前というか追求すべきでない所なんだろうな
