左様ならのゆうたそのレビュー・感想・評価

ごめんさんが好きで鑑賞

教室の空気、海辺の澄んだ青、日常の一部どのシーンを切り取っても絵になる綺麗で儚い世界がずっと続いた。そこに流れ込む不穏な静けさがとても良い。

高校時代に戻ったような、まるで自分がそこにいるかのように何となく見た事のある光景ばかりで記憶がぶわーっと蘇る感覚があった。無理をしてまで自分の居場所をつくる必要がある女の子、クラスのカーストやグループによる生きづらさがひりひりと肌に伝わってくる。

鑑賞後の浮遊感がすごく、ふわふわ
詩がとても印象的だった。