アクションとスタントがストーリーに押し勝ったといえるザ・アクション映画の傑作。これを見ていない男子はいないはずだと思うのだが、実は意外といる。もったいない。最近のジャッキー映画と比べて痛々しいアクションが目立つ。硬いところに落ちまくり、ガラス割りまくり。女優も体を張っている。これがまた痛々しい。そういった生々しいアクションだからこそ、大きなスタントも映えてカッコイイ映画になったのかも。すべてのアクションがカッコイイ。押し負けたストーリーがやはり少し脚を引っ張っている。署長とチョウ警部のキャラとやり取りはおもしろい。しかしそれと反して仲間に強盗させたり証拠のテープ差し替えとか、ブリジット・リン界隈のドラマ部分がちょいとサムいのが残念（笑） まぁこれがジャッキーのセンスであり、満点とは言い難い点かな…。デパートでのクライマックス決戦はすべて見応えあり。
