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外道憤砕のdaiyuukiのレビュー・感想・評価

外道憤砕(2018年製作の映画)
4.0
巨大任侠団体である龍文字一家の総長、龍文字誠剛(小沢仁志)。人呼んで「不死身の竜」!!日本中のヤクザに語り継がれるこの男、ひとたび外に出れば商店街の片隅にある喫茶店のマスターに姿を変え、幾多のトラブルを自らの手で解決。まさに昔気質の仁義あるヤクザであった。
ある日、誠剛は恩ある刑事角田(渡辺裕之)から市民が振り込み詐欺の被害にあった相談を持ち掛けられる。「龍門字一家は義賊たれ。強者からかすめ取り弱者を守る」を龍門字一家の掟として一家を守ってきた誠剛は、腹心の館林(本宮泰風)に命じ調査させた。振り込み詐欺グループは、半グレ集団府中連合で、神崎組がやらせていることが分かった。さらにドラッグの密売に手を出していることが分かった府中連合に、誠剛の両腕に刻まれた双龍が牙を剥く。
小沢仁志主演の「外道憤砕」シリーズ第1作。
「顔面凶器」と渾名される小沢仁志が、気弱でお人好しな喫茶店のマスターと伝説のヤクザ「不死身の竜」をユーモラスに演じ分ける軽妙な演技。外道を小沢兄貴が懲らしめる格闘アクション。小沢兄貴と本宮泰風や田宮亮や渡辺裕之と息のあったアンサンブル。古き良き任侠映画のテイストを上手く取り込んだ痛快任侠アクション映画。
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