りさ

劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデンのりさのネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ヴァイオレット・エヴァーガーデンを見始めたのは緊急事態宣言が始まった頃からでした。友人に勧められた作品で、ずっと作品自体の存在は知っていたけど、なんとなく見ずにいた作品でした。

自動手記人形と呼ばれる代筆を仕事とする女性 ヴァイオレット・エヴァーガーデンを中心に描かれる、人と人との心の交流と戦争で傷ついた様々な人たちの人生を描く物語です。

ヴァイオレットは確実に人の心に寄り添える人間へと成長していく姿に心を打たれながら、その中でも生きていく行く希望は少佐に会いたいと思う一心で生きていく姿には何度胸の奥が熱くなり目から涙が流れたか、計り知れません。

ヴァイオレットが出会った人たちにもそれぞれ複雑な心境であったり、うまく伝えられない思いがある中で、言葉を手紙にすることで、伝えられる思いがあり、その思いが形となって届くということ。この映画が発信しているメッセージは、優しく暖かく、人への愛情で溢れているなと映画を見終わった後、そう深く感じました。

思っていることは言葉にしないと伝わらない。面と向かっては難しい言葉も手紙なら伝えられる。

素敵な言葉に素敵な作品に出会えました。
こんな素敵な作品を完成させてくださって、出会わせてくださって、本当にありがとうございました。

ずっと、この映画で教えてもらえた暖かな気持ちを持ち続けていられるように、優しい人でありたいなと思います。
りさ

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