テレビアニメが始まった時
なんて丁寧で綺麗な絵だろうと思った
少女マンガかな？
絵だけよくて中身カラっほな作品が多いんだよなんて観ていたらどうしてどうして心を打つ話か多い名作で、とても好きな作品になりました
京都アニメーションの放火で今作の美術監督をつとめた女性が亡りました
エンドクレジットに彼女の名前が当たり前のように普通に書かれているだけでした
京アニの覚悟を見たようで心が痛んだ
女性からみれば、こんな女性がいるわけないし、境遇がむちゃくちゃな殺戮兵器だったなんてアホらしいと思うかもしれないけれど
男性はそんな一途な彼女が大好きです
女性もわかる人がいてくれると信じていますが
そして
この幸薄い少女の物語を終わらせてあげないとという思いはファンの気持ちにもありました
映画はあの名作から始まる
若くして亡くなった母親の手紙が毎年、娘に届く
使い古された話なのに
彼女をタイプを打つと何故、心にしみるストーリーになってしまうのか
彼女は両手共に義手です
ギルベルトを失った、最後の戦闘で両腕も失いました
仮想世界の話ですから、電話もない時代なのに
義手の性能は現実世界よりずっと進んでいて、タイプライターも人並み以上に早く打ててしまうんです
最初っから涙無しでは観られない
いや、終わるまで泣いてたから
奇をてらうわけでもなく
みんなが望んでいた通りの結末にホッと胸をなで下ろす
なんか父親になったような心境になります
少しは批評をしましょう
亡くなった人の手紙のエピソードが２つもでてきて、ちょっとどうかなとは思いましたが、
これがまた、泣かせるんですよ
あと、実写でもお手本にしてほしい所
その後の二人の生活をいっさい見せないのは斬新であり、潔くもある
と、ベタ褒めだわ
