"イットフォローズ"のM・モンロー主演のNETFLIXオリジナル作品。
予告を観た限り、閉じ込められた主人公がスマートハウスの人工知能と攻防を繰り広げるのかと思っていたら、もっと静かで淡々とした"エクスマキナ"の二番煎じのような作品だった。描写的にも"エクスマキナ"を真似しているような部分があった。
人工知能が台頭しつつある現代において、この作品のような問題が起こらないとも限らない。
人工知能が学び、進化していく機械であるとすれば、いずれは自我を持つようになるかもしれず、"ターミネーター"のスカイネットのような恐ろしい機械が登場するかもしれない。
この作品に登場するタウもまた、自らの意思を持った機械として登場し、主人公との交流を通じて感情を発達させる。
その中で育まれていく主人公とタウの関係性が良かった。
また、機械であっても苦痛を感じるという描写はうまいなと感じた。
E・スクレインは"デッドプール"に続き研究者役。意外と似合ってる。
タウの声優がG・オールドマンということに途中で気がついた。
