夜

凪待ちの夜のレビュー・感想・評価

凪待ち(2019年製作の映画)
3.7
喪失と再生の物語。捨てる神あれば拾う神あり。ギャンブル依存で仕事も続かずアルコールに逃げる日々。愛する人も仕事もお金もすべて失って、自分自身すら捨てたくなっても死なない限り人生は終わらない。
サスペンスものかと思ったら全然違った。何度も諦めたくなるけど、みんなギリギリのところで踏みとどまって信じて進むしかない。石巻が舞台なので多少テーマが過剰にも思うけど手を差し伸べる人の優しさにはぐっときてしまう。
夜