子供の頃、同じ題材の映画をたまたまテレビで見て、当時凄く面白かった覚えがあり、映画館でこの映画の予告編をみて直ぐ観たいと思った。
感想は、まず前半テンポ悪いな(結末を知っているから？)
ハリウッド映画じゃないからか(ロシア製作)、あまり馴染みのない変な描写も多々あるし、このシーンまだ続く？長えなー。など。
あと収容所描写も正直イマイチだった。収容所の中のユダヤ人達に許される行動範囲とか、親衛隊との関係というか距離感が曖昧だったし、収容所の規模もよく分からなく余計にスケールが小さく感じた。
しかし後半、歯車が動き出したらやっぱり面白い！ 実話ベースのホロコースト映画で収容所のユダヤ人達が直接ナチス親衛隊員達に復讐を下す場面が見れる作品はそうそうないから。
しかし、子供の頃テレビで見た映画の方が、もっと緻密に計画を立てて10人余りの悪い親衛隊員達を1人ずつ始末するドキドキハラハラの痛快さとスリリングさがあったような気がする。(思い出補正？)
特に一番極悪人のデカい軍曹？をテーブルに縛って皆んなが囲んで1発ずつ腹部を殴り殺すシーンが強烈に頭に残っている。
※今調べてみたら「脱走戦線」というイギリス製作のテレビ映画っぽい。
アラン・アーキンと、なんとルドガー・ハウアーさんも出てる。Amazonで廉価で買えるし今度観てみよう。
