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ヒトラーと戦った22日間のkyokoのレビュー・感想・評価

ヒトラーと戦った22日間(2018年製作の映画)
3.7
ソビボルという収容所も、そこで大規模な脱走事件があったことも全く知らなかった。
そのため前半は状況を把握することに気をとられてしまい、なかなか入り込むことができなかった。捕虜になったソ連の兵士からナチスの協力者になったウクライナ義勇兵など、誰が誰やらという感じ。事前にソビボルの基本的な知識を入れておけば良かった。。

残された数少ない女性が蹂躙される場面がほとんど無いことに安堵しつつ、そんなわけないよな、とも思う。
ナチス兵のキャラクターが劇画のような描かれ方で、ユダヤ人に対するいたぶり方に心底胸糞が悪くなるが、その劇画タッチがリアリティを薄めてしまった感あり。

脱走した者たちの後日談に、思わずため息が漏れた。
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