ラール

ヒトラーと戦った22日間のラールのネタバレレビュー・内容・結末

ヒトラーと戦った22日間(2018年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

ナチスドイツを描いた戦争映画は何本も観たことがあるが、この映画に登場するドイツ兵(親衛隊員)は今まで観た中で一番恐ろしかった。
ガス室のシーンなど、とにかく残酷な描写が続く作品で、PG12指定されたのも納得できる。
最後の説明によると、脱走そのものは成功したが、捕まらずに戦後まで生き残った人は少なかったとのこと。そのうえ、無事に逃げ延びた人々に関しても、その後の人生はあまり報われたものではなかった。
史実に基づいた映画であるがゆえに、フィクションのような「脱走してハッピーエンド」にはならないのだと痛感した。
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