EmiDebu

ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲のEmiDebuのレビュー・感想・評価

3.0
いつものシリーズ、いつもの感じ。事件の内容は違うが安定のコメディとドタバタ感。今さら「これは素晴らしい!!」などと評価される類の映画じゃないと思うが、映画を選ぶ時にこういう、言ってしまえば箸休め的な存在の映画が必要なのも事実。

少し前に、精神的に弱い人のアニメ選びの指標を見た。1番優しいのはお粥作品と呼ばれ作品を観るにあたって受けかねない精神的な負荷が全くないものなのだそうだ。

この映画がそうかと言われると、暴力的シーンがあったり、共感性羞恥を感じうるイングリッシュの失敗の数々は、そうとは言えないものなんだろうけど、重っ苦しい映画がある一方で笑えて軽く観れるものもまぁ必要だよね。

そういった作品群はおおむね並列に存在していて、飛び抜けて面白いのは自分の知る限りオースティン・パワーズくらいなのだが、良くも悪くも、期待も失望もない作品群だと思う。
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