今年211本目。
あのキューブリックのシャイニングの続編的作品。
少年ダニーが中年になった時代に再びシャイニングにまつわる悲劇が繰り広げられる。
続編ではあるが、ジャンルとしては超常現象や超能力の類に分類されるであろう、キューブリックのシャイニングとは雰囲気が全く違う。
どちらかというと、原作に近い作風(色々な情報を見る限り)に寄せた感じに仕上がっている模様。
話としては間違いなくシャイニングの続編だし、シャイニングの続編だからこそ活きている展開や要素も多い。
だけど、どうしても前作とジャンルが変わり過ぎていて乗り切れない。
例え、スティーブン・キングの原作があったとしても、映画のシャイニングはキューブリック監督作品なんだよなぁ。
本当、難しいバランス感覚の映画。
単体で見ると映画としては悪くない出来、
でもシャイニング続編としては納得いかない、
だけどシャイニング続編じゃなかったら成立しない…そんな作品。
あと、前作オマージュや引用が多い割に、シンメトリーシーンを斜め視点で映すのは如何なものだろう？(敢えてわざとの可能性もありそうだけど…)
それと、シャイニングの世界にユアン・マクレガーがいる事の違和感(笑)
