2020.7.21 DVDで鑑賞。
あまりにも長い上映時間に臆して映画館に見に行く機会を逃していたのでやっと鑑賞出来たという感じです。
自分はキングの作品は好きですが原作は大概長編か大長編なので読んだことがあるのは短編集や中編であるキングのデビュー「キャリー」くらいです。当然「シャイニング」も映画版とテレビドラマ版は見てますが原作については未読のままです。
この続編も原作小説がありますがどこまで忠実なのかさっぱり見当もつきません。
そして何故かキングの嫌いなキューブリック監督の映画版に沿った続編展開になっているのに驚きました。
あと何だかんだ安っぽい設定の悪の能力者のグループと戦うとかガッカリした部分の方が多かったです。ユアンマクレガーが大人になったダニーを演じていますが全然活躍しないし、また彼が助けるはずの少女の超能力(シャイニング)が圧倒的に強いっても何か悲しい。
クライマックスは化け物には化け物をぶつけるという発想はまんま「貞子vs伽倻子」と同じ。
不満だらけでは有りますが去年見た「ペットセメタリー」のリメイクよりはマシだし、約二時間半も最後まで見ることできましたからつまらなくはないと思います。
でもダイレクターズカットがあるらしいですが今はもう一度本作を見る気にはなれないのが正直な感想です。
キングの映画化は好きなのでこれからも映画化、リメイクをドンドンしてもらいたいと思います。