ダイセロス森本

Hideaways(原題)のダイセロス森本のレビュー・感想・評価

Hideaways(原題)(2011年製作の映画)
5.0
TBSのこれを追加してください!と依頼したところ1日で掲載してくださったフィルマークスさんに感謝です…ありがとうございます。

{あらすじ}
主人公の父は危機に瀕して焦ると、周りの機械を壊してしまうへんてこな超能力を持つ人で、祖父も能力を持っていた。母は自分が生まれた時に死んでしまったので、父は乱暴的な人になってしまい、毎日ひとりぼっち。祖母はいたけれど、口を出せば父が乱暴をする…。という幼少期から始まる。
そんなある日、スーパーマンになりきって、「僕は空を飛べるんだ!」と自転車で勢いをつけ、高く飛んだ…!と思ったらまあ当然飛べなかったのですが、彼が飛んで落ちた場所へ父が行くと牛が死んでいる…草木も枯れている…。
父は激怒。「草に何をしたんだ!」と主人公を殴る。
するとまた不思議なことに、彼が倒れ込んだところから草木が枯れていき、父が血を吐いて倒れる。祖母まで死んでしまう…。

彼には”自分が怪我を負った時に周りの生命を殺してしまう”という能力があったのである…!!。

孤児院へ行ってもいじめられ、ついにはそこの人たちにも危害を加えてしまい、逃げる日々。大人になった主人公は、森にある小屋でひとり寂しく生活していた…。

ここに現れるのは、難病で病院へ入院させられている若い少女。彼女もまた、ひとり寂しくいるのが嫌で、病院を飛び出してしまう。
ここで登場TBS!!!!!!なんとこの少女に片想いをしている可愛い男の子。呼吸ができず、鼻からチューブをさし、酸素缶をいつも引いている男の子。

少女と主人公はひょんなことから知り合い、お互い気になってくるが…。



ここで面白いのが、超キーパーソンが身近にいるということ、そしてそれがこのTBSだということ。めちゃくちゃ重要な役なんですよ彼。
鼻チューブが個人的にめちゃくちゃ好きで、うわもう無理なに神ありがとうしねる可愛いはあむりしぬってなるんですけど、それをもうTBSがやってくれてる。たまには幸せになって…って思うこともあるけどこれはこれでやばいってほんとに。いや、酸素缶引きながら歩いてる真っ白な細い男の子。大好き。息子にしていい?

どうやら過去に…何かが…ある…うーん!言いたい!!!。


主人公は常識が欠けているので、女の子が下着で泳いで出てきたところをじろじろみて、「ジロジロみるのはよくないわよ」って彼女に叱られるのが可愛い。「もしよければ横で寝転がれば?」と誘われても、大分迷うかんじが可愛い。
病院で体重ねるのは無しだと思うけどな!?!?!?!?!?

ラスト、いつの間にか朝になっちゃってんのわらっちゃった。


彼の能力には、もうひとつ秘密があった…あの素晴らしいラストをもう一度見たい。何度でも見たい。
わかりやすい英語で、すらすらと物語が進んでいく。個人的に大好きな作品になりました。